ゴーカー・メディアが労働組合を（デジタルメディア企業としては初めて）組織
そんなに関心のある人は多くなさそうですが、ギズモードやライフハッカーなど日本でもおなじみのメディアを抱えるゴーカー・メディア（Gawker Media）が労働組合を組織。
彼らは元祖ブロガーネットワークの企業という感じで、安い報酬でブロガーたちに記事を書かせて、調子の悪いメディアはバンバン売却していく、今の多くのメディア企業がやっていることを古くからやっていた企業。
そんな彼らが、労働組合を組織するというのは少し意外な気もします。
とはいえ、ジャーナリストや書き手の単価がどんどん下り、ピューリッツァー賞記者ですPR職に転職せざるを得ないアメリカの状況は、ライターの単価下落が叫ばれる日本以上に深刻なよう。労働組合の組織によって、この状況がどう変わるかは（あるいは無意味な断末魔に終わるかは）要注目だと思います。
